COMM (コム) とは、『Ingress』においてスキャナー上またはIntel Map上に表示される、他のエージェントの動きを確認したり、コミュニケーションをとったりすることができるコミュニケーションツール。
COMMは、スキャナー上では右下に表示される「COMM」をタップすると表示される。
COMMのタブ[]
2015年2月現在、COMMにはコミュニケーションをしたい範囲を調整できる距離調整スライダーと、「All」「Faction」「Alerts」のタブがあり、それぞれ下記のような機能を持つ。
- All (オール) - 自分が所属している敵味方ファクション (Resistance、Enlightened のいずれか) にかかわらず、ほぼすべてのエージェントとコミュニケーションをとることができる。味方どうしの会話であっても、敵対Factionのメンバーにはその会話の内容は筒抜けになる。
- Faction (ファクション) - 自分が所属しているファクションのエージェントとのみコミュニケーションをとることができる。
- Alerts (アラート) - 自分が所有しているポータルが攻撃を受けた場合に通知される。
他のエージェントとコミュニケーションを取る[]
他のエージェントとコミュニケーションをとるには、「@」(アットマーク) を入力してからエージェント名を入力するか、エージェント名をタップしてから、話したい内容を入力し、最後にTransmit ボタンを押す。これでそのエージェントにも通知が届く可能性がある。ただし、後述する問題により、東京周辺にいるエージェントには通知内容が届かない可能性がある。
COMMがフリーズする問題[]
2015年2月現在、東京周辺など、Portalが非常に多く、エージェントの活動が活発な地域では、COMMを開こうとするとフリーズすることが多く、そのまま Ingress を強制終了して再起動をしなければならないケースが多い。そのため、東京などの大都会では、COMMを使ってのコミュニケーションを取ることは推奨されない行為である。
2015年2月現在は、都内にいる他のエージェントにCOMMを使ってコミュニケーションを取ろうとしても、無視される可能性が高いので、どうしてもコミュニケーションをとりたければ、Google+ のコミュニティやハングアウトを使うことが強く推奨される。現状では、都内ではCOMMを使って他のエージェントとコミュニケーションを取ろうとする行為は、そのエージェントのIngressアプリをフリーズさせることにもなりかねず、迷惑がられる恐れもあるのでCOMMでの会話はおすすめできない。
攻撃通知アラートについても同様に、2015年2月の現状では、活動が激しい都心部ではCOMMに頼るよりも、メールによる通知を使った方がフリーズする問題の被害を受けにくいので強く推奨される行為である。