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2016年11月12日に韓国ソウル市で開催されたアノマリーVia Noirと同日に朴槿恵(パククネ)大統領への退陣要求デモが開催された。韓国で120万人以上、ソウル市内だけでも60万人以上が参加し、朝から晩まで大声を張り上げて怒鳴り続けたのだ。

韓国の総人口は約5,000万人だから実に国民の50人に1人がデモに参加した計算となる。

唯一の救いは、Via Noirが夜のイベントであったために、デモのピークの時間帯とはかぶらなかったということだ。韓国の歴史史上最大と言われる今回のデモは、13日の日曜日にも開催される予定。ということで、これまでの経緯を簡単に説明したく思う。

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大統領府から市役所まで道を埋め尽くす市民


朴槿恵(パククネ)大統領が何をしたのか?というのを簡単に説明しよう。

すでに大統領のまわりの3人が逮捕されているが、大統領の指示のもとで設立した様々な財団を利用し、不正に政治資金を集めたのだ。

日本でも有名なサムソンやロッテ、SKテレコムなどの大企業が大統領の圧力に屈し、100億円近い資金を提供していたことが発覚。

さらに対北朝鮮の軍事機密からなにからの国家機密を宗教家の崔順実(チェ・スンシル)容疑者に渡していたことも発覚。これまでクリーンなイメージが売りだった大統領が、歴代の大統領の誰よりも腹黒かったことがバレてしまい、窮地に立たされている。というのが現在の状況。

法律で定められているので辞任しない限り、パク大統領は逮捕されることはない。だから国民は怒っているのだろう。早く辞めろ、辞めて逮捕されろ、と。

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デモ隊に遭遇した時はWifiも途切れるしイングレスどころではなかった。


具体的に何を叫んでいたのはか不明であるが、多分辞めろと言っているのだと思う。

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デモ隊が迫ってきたので、レポーター根性丸出しでビデオを撮影。 道路の閉鎖など、普段とは様子が異なるソウルであった。 こういう国家が危機的な状況の中で、お遊びでしかないゲームイベントの開催は、本来ならば避けるべきだろう。 もちろん、一般市民まで参加していて危険性が少ないことは、あらかじめ確認してから出かけたが。

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